Archive for the ‘中医学マメ知識’ Category

【中医学マメ知識】花粉症予防は今から!
10月 8th
キーワード:

花粉症というと、主に ” 春先 ” に症状がでてきます。

でも、そこで、初めて、対処するのではなく、

秋から予防すると、来春、症状が出ないか、軽くて済むことが多いです。

ここ3~4年、私自身が、試してみて、結果がよかったものを、ご紹介します。

(小さい時から、アレルギー性鼻炎 で、一年中、なんか鼻がうっとおしく、

特に春先は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の痒み に 

毎年悩まされてきたのです。)

(個人差は、あるので、その点は、ご了承ください。
ちなみに、私は、比較的冷えやすく、胃腸があまり丈夫なほうでは
ないという、体質です。)

ポイントは、
  
     ・めぐり をよくすること
     ・ を補うこと
     ・胃腸 を労わること

です。

     ・めぐり をよくすること

        これは、 ・衣服の調節をまめにすること
              ・しょうが・ねぎ・にんにく 他 身体を温める食べ物を
              ・意識して 摂ること
              ・女宝茶 を飲むこと(漢方茶:ショップチャンネルにあります)
       
        などなど、身体を、外側と内側の両方から、冷やさないようにすること。

    
     ・気 を補うこと

        これは、 ・黄耆(おうぎ)という 生薬 のおかゆを
               しょっちゅう食べること。
               
               黄耆は、気を補うのに、効果的な生薬のひとつ。
               (漢方薬局で、手に入ります)

               ちょっと、難しい話になりますが、花粉症になる原因の
               ひとつに、身体を守る ”衛気(えいき)” の不足があります。

               ”衛気” は、簡単にいうと、私たちの身体の表面を覆って、
               外敵が、体内に侵入しないように、守ってくれている
                ”バリア” のようなもの。

               黄耆は、特に、その、”衛気” を 補うのに優れた生薬の
               ひとつなので、花粉症予防に、用いるワケです。

               作り方:(1人分)
                    ①お茶袋に、黄耆5gを入れ、適量の水と共に、
                      鍋に入れ、 中火で30分前後、煮る。
                      (強火のままだと効果が消えるので、注意)
                      煮終わったら、お茶袋は、取り出しておく。

                    ②洗った粳米20gを加え、ひと煮たちしたら、
                      米が柔らかくなるまで煮て、塩で調味したら、
                      出来上がり。
               

     ・胃腸 を労わること

        消化器系を、ふだんから、調えておくことは、とても大切。
        特に、花粉症に直接関係ある、呼吸器系の働きをよくするのには、
        間接的に、消化器系の働きをよくすると、よいからです。

        月並みですが、暴飲暴食は、つつしみます。
        そして、甘いもの、大好きなのですが、食べすぎには注意します。
        なぜって、甘いものを摂りすぎると、鼻水や痰を
        増やしてしまうもとになるからなのです。

春の花粉症に向けて、今から、対策を!

【中医学マメ知識】内臓の気
6月 3rd
キーワード:

前回のブログで、肺の気 が 上がる云々と

と申しておりましたが・・・・

内臓にも、それぞれ適した気の流れる方向があるって

私は、中医学を学ぶまで、全く知りませんでした!

たとえば・・・

肺では

   ☆正常な働きの時は、気が下向きに流れている。

   ☆咳が出る時、気は上向きになっている。

胃では、

   ☆正常な働きの時は、気が下向きに流れている。

   ☆嘔吐 の時、気は上向きになっている。

ナドナド・・・・

中医学では、内臓にも 気の流れる方向 があり

逆向きになると、具合の悪いことになる というのです。

※ もちろん、咳や嘔吐の原因は、厳密には気の向きだけではないです。

  念のため・・・。

学生時代、中医基礎理論の授業で

この話を聞いた時、

「そういうことだったのか~!」

と、妙に 印象深かったことを覚えています^^

【キーワード解説】便秘
8月 17th
キーワード:

便の質が乾き硬くなるため、排出が困難なもの、又、排出時に
困難でなくても、出るまでにお腹が張ったり、痛みを伴う場合も
便秘のひとつといえる。

《中医学的分類》
  ☆実熱証:食事や体質により体内に余分な熱が溜まり、
         大便が乾燥して硬くなり、起こる。

  ☆気滞証:イライラや心配事によるストレスや、旅行などの
         環境の変化で起こる。

  ☆気虚証:老人や虚弱体質、慢性病、産後などで
         気が不足したため起こる。

  ☆陽虚証:体が冷えやすい、又は冷たいものを摂りすぎた時など
         体の冷えにより、腸の働きが鈍ったため起こる。

  ☆血虚証:通常身体を潤す作用を持つ血が不足することにより
         腸内も乾燥し、起こる。

《各症状共通の解決法》
  ☆植物油類・松の実やゴマ・ナッツなどの種子類を摂り、
   腸内の便のすべりをよくする。

 ☆豆類・ふすま・雑穀類・セロリ・にらなどを摂り、
   腸の動きを活発にして、排便を助ける。

《症状別解決法》

 ☆実熱証:通便作用があり、熱を冷ます性質の食材を選ぶ。
        バナナ・すいか・メロン・柿・梨・サラダ菜・ほうれんそう
        タケノコ・きゅうり・レタス・なす・くらげ・空心菜

 ☆気滞証:通便作用があり、気の流れを促す性質の食材を選ぶ。
        大根・紫蘇・薄荷・橘殻・仏手・檳榔子

 ☆気虚証:通便作用があり、体力をつけ、血や体液が増加し、
        便のすべりをよくする食材を選ぶ。
        にんじん・ねぎ・にら・かぼちゃ・菜の花・香辛料(肉桂・
        小ウイキョウ・山椒など)・温かいもの全般

 ☆血虚証:補血作用のある食材を選び、腸の潤いを高める。
        しいたけ・何首烏・枸杞子・桑の実・豚の心臓
        羊肉・なまこ

(以上:参考文献「中医食療方」瀬尾港二・宗形明子・稲田恵子著
                               東洋学術出版社)

《コメント》
一口に便秘と言っても、各々の体質や生活環境によって
選ぶ食材が変わってきます。
又、上記のどれかひとつではなく、二つ又は複数の症状が
重なっている場合もあります。
それぞれにみあった食材を選び・組み合わせることで、解決の
きっかけになればと思います。

適切な食材を選ぶことのほかに、ウォーキングやこまめに動くなど
運動も重要なポイントとなってきます。

【キーワード解説】肩凝り
1月 31st
キーワード:

気血がつまっているために起こると言われている。

≪主な症状≫
 
 ☆痛み:気血がつまっているために起こる。
      「不通則痛、通則不痛」
       (通じなければ痛くなる、通じれば痛くなくなる。)

 ☆瘀血:血の流れが滞っている。

 ☆気滞:気の流れが滞っている。

≪解決法≫ 

 ☆瘀血:活血化瘀
              活血化瘀や理気・行気することで痛み緩和へ。
 ☆気滞:理気・行気

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【中医学用語解説】虚寒
1月 22nd
キーワード:

正気が不足している上に、寒邪がある症候を指します。

≪主な症状≫
飲食物を欲しがらない、味の淡白なものを好む、よだれを流す、気力が無く呼吸が頻繁になる、大便が薄いかもしくは未消化の食物を下す、など。
舌質の色は薄い、脈象は沈弦などの症状が現れる。

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